安全への取り組み

天生水産ではお客様においしくて安心・安全な商品をお届けするために従業員全員が高い意識を持ち、原材料の選定、調達、製造、検査にいたるすべての活動を管理しています。

生産工場ではHACCPシステムを運用し、組織全体で関連する法令を守り食品安全方針の下で食品の安全に取り組んでいます。

 


HACCP (Hazard Analysis and Critical Control Point) とは、食品の製造・加工工程のあらゆる段階で発生するおそれのある微生物汚染等の危害をあらかじめ分析し、その結果に基づいて製造工程のどの段階でどのような対策を講じればより安全な製品を得ることができるかという「重要管理点」を定め、これを連続的に監視することにより製品の安全を確保する衛生管理の手法です。

食品安全方針

私たちは以下の食品安全方針を定めています。

私たち天生水産株式会社はこれまで培ってきた一連の食品加工業務と技術の経験を生かし、新しい時代の要請に積極的に挑戦していき

 

1.「おいしくて安心できる食品」

2.「健康に役立つ技術」

 

をお届けしながらお客様の暮らしにお役に立つとともに社会の発展に貢献していきます。

工場の取り組み

衛生管理

食品の安全を確保するため従業員の健康管理を行い、衛生観念を高めて仕事で決められたルールや手順を全員が守り、清潔の維持に努めます。

 

◇手洗い消毒室

手洗い消毒室にて上履スリッパから作業靴に履き替えます。

粘着ローラー掛け、手洗いを確実に行います。

 

◇入場前に必ず手洗い消毒

食品衛生の基本は「手洗い」です。

手順に従って正確に洗浄、消毒を行います。

 

◇毛髪チェック・粘着ローラー掛け

ネットから毛髪がはみ出していないかチェックします。

帽子・体全体にローラー掛けを行い、毛髪や付着物を取除きます。

 

◇エアーシャワー室

体全体に風速25~28メートルの強力なエアーシャワーを浴び、付着したゴミ・ホコリ・髪の毛を取除きます。

 

工程管理と記録管理

弊社で生産される商品はすべての製造工程で徹底した工程管理を行い、ひとつひとつの工程ごとに記録・管理をして安全な商品づくりに取り組んでいます。

特に商品の安全に関わる製造工程では、重要管理点(CCP)の特定とその管理方法を明確に定めています。

 

また、生産工程の日報や衛生管理の記録類は、全て品質管理部門でチェックされ一定期間の保管を致します。

これにより、万が一商品に異常があった場合でも原因の特定や改善措置をスムーズに行える体制を整えています。

 

さらに、原材料の受入れから加工、製品出荷まですべての履歴を製造記録等で管理することで、原料から出荷先までの追跡が可能な体制(トレーサビリティ)を整えています。

製造ラインの異物混入防止と製品出荷検査

異物混入を防止するため製造場内への私物の持ち込みを禁止し、指定の作業服・帽子・ヘアーネット・マスクを着用を義務付けている他、下記のような様々な対策を行っています。

 

◇金属探知機&重量チェック

包装ラインに設置された金属探知機で人体危害の最も大きい金属異物の混入を最初から最後まで厳しくチェックを行い、同じく重量検査機器等を用いて全量検査が行われます。また、年2回の機器メンテナンスの仕組みがあり、機器の安全を保証する製造体制の確立に取り組んでいます。

 

◇防虫モニタリング

製造場内への虫の侵入を防ぐため、専門業者と契約して定期的なモニタリングや設備の点検を行っています。

 

◇品質安全カメラ&定期的な巡回

工程ごとにカメラを設置し、作業現場の可視化及び安全に商品が造られていることの保証とします。また、管理者による日々の定期的な巡回をすることで従業員の安全を確保するとともに、お客様へ安全・安心な商品を提供できるように努めています。


製品出荷検査

 

出来上がった製品はロットごとに専任の検査員が微生物検査、理化学検査、官能検査等を行い、検査項目ごとに自社基準に合格した製品のみが商品として出荷されます。

すべての商品に対して厳重な品質検査を実施し、高い信頼性と安全性の実績を積み重ねています。